お米を作る、その先の想い

今回のブログはaraiが担当します。

稲作チームのメンバーにインタビューをしてみました。

彼は稲作を始めて4年目の社員です。入社してから人生の転機といわれる結婚・出産を経験し、自分や家族の口にする食事に興味が出たそうです。食事の中で一番多く食卓に上がるお米は特に「こだわりたい」と思ったようでコロナアグリの有機栽培米を玄米で購入し、1カ月で食べる分だけ自分で精米し食べていると話していました。

特に「安心・安全」なお米を意識したのは、子供の離乳食が始まった頃です。初めて口にするものは、親としては慎重になります。食事を好きになってもらう為、一番最初の10倍かゆをスタートのタイミングで無農薬コシヒカリをあげました。もうすぐ2歳になる我が子が、ごはんをパクパク食べてくれている姿を見るたび自分の作っているお米は美味しいんだ!と明日への励みになります。

有機栽培米は、農薬不使用、有機肥料で生産されたお米です。有機肥料を田んぼに撒いて耕すのでコストと労力がかかります。農薬を使用しないため体に良いのはもちろんですが、有機肥料で田んぼの土壌がフカフカになります。また栽培期間中に田んぼの中にはもちろん、畦にも除草剤は使わずに人の手で除草作業をしています。田植をしてから刈り取るまで、時には雨の降るなか、日中の炎天下のなか、「美味しくて、安全」なお米に育つよう心をこめてをしています。ただ、そんな強い想いを持っていても時に心が折れそうになる程の日があるのも事実です。そんな時は、美味しく食べてくれている我が子とお客様のことを想い気合を入れなおしています。

彼が担当している田んぼは限界集落と呼ばれる場所です。「企業」として三条市の耕作放棄地をよみがえらせ農薬を使わない環境に優しい田んぼを作り続ける事を行っていきたい、そして「美味しくて、安心、安全」なお米を多くの方に食べてもらいたい。そんな想いをもって彼は今日も、明日も田んぼへ出ることでしょう。

R1年産の有機栽培米コシヒカリは好評頂きまして、完売いたしました。

R2年産!今年の秋のお米が今から楽しみです。

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